プライバシー保護検定試験“プラ検”の必要性

私たちのプライバシーや個人情報は私たち自身で守らなければなりません。インターネットを使ってチケットや書籍を購入したり、知人とのメールを通じてデータのやりとりを行うことが当たり前となった現在、私たちの名前や住所、メールアドレスなどが、本人の知らぬ間に世界のどこかに存在するコンピューターに保管されてしまいます。
個人情報が電子化される現代では、CDやUSBメモリにコピーして大量のデータを持ち出したり、発信することが簡単にできてしまい、私たち一人一人のスキルとモラルがこれまで以上に問われる時代になりました。
そこで個人情報を守ることの大切さ、防ぐことの重要さを学び、安心・安全な生活を作り上げるとともに、一人一人が学校内あるいは社会生活において、そのスキルとモラルを評価する検定試験が必要であると考え、“プラ検”を創設し、実施することといたしました。
“プラ検”の目的
携帯・インターネット社会には多くの危険があり、昨今では学生が個人情報漏洩や悪用の被害者となる事件も数多く報告されております。こうした被害を未然にふせぐため、また携帯・インターネット社会に対応できるよう、"プラ検"は個人情報保護のスキルとモラル向上を目的としています。
“プラ検”の受験要領
● 受験対象:学生・教育関係者・保護者・一般社会人
● 試験実施:公開試験、団体試験
● 試験問題 50問
● 試験時間 40分
■ 評価ポリシー(基準)について
“プラ検”は以下に示された評価ポリシーに基づいて、正答率に応じ受験者のスキルレベル(級)を認定します。
※プラ検の総合得点は100点
| 級認定基準 | 級認定 マーク |
評価ポリシー |
| 上級 正答率90%以上 |
![]() |
インターネットや携帯の取扱いにも熟知していて、自分と関係者のプライバシー保護に関する高いスキルとモラルは、本人による自己責任の下で対応できる。 |
| 中級 正答率70%以上 |
![]() |
インターネットや携帯の取扱いに不慣れな部分があり、自分と関係者のプライバシー保護に関するスキルとモラルは、本人による十二分な再確認や有識者からのアドバイスを受けることで対応できる。 |
| 初級 正答率50%以上 |
![]() |
インターネットや携帯の取扱いに不慣れであり、自分と関係者のプライバシー保護に関するスキルとモラルは、有識者による確認及び具体的な指導を受けることで対応できる。 |
■ 団体試験について
受験希望者の人数によっては学校内での一括受験が可能です。公開試験とは違い、実施日時や 試験会場を貴校のご要望に合わせて検定試験を行えます。
詳細は協会までお問合せください。
《団体試験 実施実績》 学習院女子高等科ほか
“プラ検”の級取得メリット
- “プラ検”を受験することにより、インターネットや携帯を扱うスキルとモラルを自己評価することができます。
- “プラ検”は情報化社会における情報リテラシーを学ぶ指針として活用できます。
- “プラ検”の級を取得することで、プライバシー保護検定試験制度委員会より、級認定マーク(“プラ検”マーク)および級認定証書が付与され、自分のホームページやブログなどに“プラ検”マークを貼り付けることにより、外部にアピールすることができます。
- 情報化社会の利便性と危険性を“プラ検”を通して学び、携帯やインターネットを使った犯罪の被害者や加害者になることを避ける事が期待できます。
- 携帯やインターネットでの個人情報や著作物の取扱いについて、そのルールと基礎を“プラ検”を通じて学ぶことができます。
“プラ検”の申込みから級認定証書の発行まで

“プラ検”自学習用テキスト
プラ検受験のための自学習用のテキストです。
プライバシー保護検定試験 自習用テキスト (PDF)
※自習用テキストは無料でダウンロードできます。
※ダウンロードするには、右クリックして「対象をファイルに保存」を選択してください。
“プラ検”サンプル問題
プラ検の試験問題は以下の4つの出題分野に、5つの要素を取り入れた内容となっています。
・4つの出題分野 「インターネットを利用する際の基本知識」「携帯電話の利用について」「メール利用上の注意点」「私たち消費者を保護してくれる法令」
・5つの要素 「個人情報保護」「情報モラル」「情報セキュリティ」「消費者保護」「著作権」
プラ検はトラブルの回避など生活に直結した設問が多く、事前学習そのものが自分の身を守ることに繋がります。
a. 先日、「あなたは、お友達から推薦があり、特別会員として仮登録を完了したので登録料を支払ってもらいたい。」というメールが届いたが、全く心あたりがないので メールは放置した。
b. 先日、「あなたは、お友達から推薦があり、特別会員として仮登録を完了したので登録料を支払ってもらいたい。」というメールが届いたので、心あたりはなかったが登録料を支払った。
a.「電子消費者契約法」では消費者が申込みを行う前にその申込み内容などを確認する仕組みなどを事業者が講じていないと、たとえ消費者の操作ミスによる申込みであっても無効になる。
b.「電子消費者契約法」では「有料」という表示が無いことで、勝手に「無料」だと思いこんで消費者が申込みボタンを押したような場合、消費者自身のミスなので申し込みを無効にすることはできない。
【サンプル問題回答】 問題1-a 問題2-a
“プラ検”の級取得者へのサービス
“プラ検”級取得者には、取得した級の“級認定証書”と、”プラ検“マークがデータで提供されます。
“プラ検”マークを自分のホームページやブログに掲載することで、プラ検の級取得をアピールできます。
プライバシー保護検定試験制度委員会(プラ検委員会)について
- 目 的:
- 日本国内における個人情報保護法に基づく環境に則して開発した、学生・教育関係者・保護者・一般社会人を対象としたプライバシー保護に関するスキルとモラルの検定試験の試験問題やテキストの作成・監修など
| 委 員 長 | 藤川 大祐 | 千葉大学 教育学部 教授(教育方法学、授業実践開発)/学長特別補佐 |
| 委 員 | 堀田 龍也 | 玉川大学 教職大学院 教授 博士(工学) 文部科学省 参与(生涯学習政策局参事官付) |
| 吉田 晋 | 日本私立中学高等学校連合会 会長 | |
| 平野 吉三 | 日本私立小学校連合会 前会長 | |
| 小泉 力一 | 学校法人尚美学園 尚美学園大学 大学院 芸術情報研究科 情報表現専攻 芸術情報学部 情報表現学科 教授 |
|
| 澤井 進 | 財団法人学習ソフトウェア情報研究センター 常務理事 博士(知識科学) | |
| 黒川 晃 | プライバシーコンサルタント 社会保険労務士 | |
| 渡部 大也 | トリニティ監査機構(LLC)代表社員 シニアコンサルタント 監査シニアエキスパート |
|
| 大久保貴世 | 財団法人インターネット協会 主幹研究員 | |
| 水木 尚充 | 横浜市教育委員会事務局 指導部 人権教育・児童生徒課 指導主事 |
|
| 久保田悌二 | さいたま市教育委員会 生涯学習部 生涯学習振興課 人権教育推進室 主任指導主事 |
|
| 有我明則 | 社団法人東京都専修学校各種学校協会 事務局長 |



